ネット連載漫画「ツキイチ!生理ちゃん」
映画化もされかなり注目を集めていますよね。
女性の事情について書かれている漫画に共感したという肯定的な発言も増えて、女性から人気の作品となっています。
そんな「生理ちゃん」に対し「気持ち悪い」や「嫌い」と言った声があるようです。
今回は「生理ちゃん」に対して否定的な声があるのはなぜなのかについてまとめてみました。
目次
生理ちゃんの作者が気持ち悪い?
この「生理ちゃん」の連載当初は意外と肯定的な声が多数ありました。
しかし大丸百貨店でリリースしてから一転、毎日批判的なツイートや声を見かける事が多くなりました。
作者の「なすりつけ太郎」が気持ち悪い
まずどうして「気持ち悪い」と言った声が上がったのかというと、作者の小山健さんが過去に書いていた作品「なすりつけ太郎」が深く関係しています。
これはネットで連載ができる「オモコロ」に出稿していた作品で、取り扱っているテーマが「生理ちゃん」とは全く毛色の違った作品だったからです。
「なすりつけ太郎」というタイトル名からしてなんとなく想像できますよね(汗)
この作品は「男性の目線から見た性描写」や「女性を冒涜するようなテーマ」を含むコメディーになっていて、受け止める人によってはひどく嫌悪感を覚える人もいました。
生理ちゃんの作者、
もう本当に気持ち悪いんだけどなんだこれ、、、
これに女の生理わかってます!て言われても、、、 https://t.co/HHbhDr040G— summer_writer (@Natsu_summer00) November 23, 2019
どんなテーマだったのかはここでは割愛しますが、今回大丸百貨店でコラボした「ミチカケ」さんとのコンセプトからはかけ離れているテーマなのが原因かと思われます。
生理ちゃんが嫌いやウザいのムカつくの理由について
「生理ちゃん」の漫画を見て3つの否定的な声がありますが、どうしてこんな声が出てしまったのかそれぞれ見てみましょう。
生理ちゃんの作品そのものが嫌い
これは女性特有の症状や身体をテーマにした作品というのは、誰にでも受け入れられることは少なく、どんな内容でも批判的な意見はある程度出てきますよね。
特にセンシティブな女性の事情を扱った漫画なので、自分の身体の現象がネタにされて笑われていると言った捉え方をしている人が多いのが原因です。
これについては、女性が伝えているなら好感が持たれたりする反面、男性が描いていれば「セクハラ」「無神経」と言われたりします(汗)
漫画の「生理ちゃん」めっちゃ嫌い。男が描いてるってだけで評価されすぎだし、何よりあれ描いてる人がエッセイで児童館に娘を連れて行ったときに他所のママが胸チラしそうになったの見て「旦那さんにとっては中古でも僕にとっては新車なんです」って漫画に描いてたりしたの本当に無理。
— みちる💍5m(修正3m)boy (@GNw0ybPXyhU8kmS) October 15, 2019
個人的に読んでみた感想としては、作者はかなりニュートラルな目線で描いているように見えますが「男性作者が描いている」というフィルターを通すとちょっと違和感を感じるのかもしれません。
ウザいの理由
これは女性の事情のことを軽くみている描写に対しお怒りの声です。
生理ちゃんまじウザい
— み*ゆ*き@あつ森20年5月8日~ (@miyuki3baka) May 9, 2018
軽い症状の人や重い症状の人など、様々な人がいる中、解決方法についてのオチもウザいし最悪という声もあります。
やはり男性目線からすると女性の事情については分からない事が多いので、本当に辛い人からすると中身が薄く感じる人もいるようですね(汗)
茶化されているようでムカつくの感想
これは生理を擬人化して生理痛を腹パンに、経血を注射器で取るのに置き換え、眠気をクロロホルムを染み込ませた布で呼吸器を覆われるという描写に置き換えているところに問題があるようです。
この事で現実に近づけてるように簡略し分かりやすくしたものではなくなり、ツギハギの適当な代物という事がわかってしまいました。
注射器で取る描写も3話から消えて無くなっていたのも最後まで徹底して欲しいとという感想もあります。
こういうヤツが、女性の性被害をネタに金儲けしてるというのがムカつく。小山健の生理ちゃんもそうだけど、なんで女性の身体や女性の被害でさえ男の飯のタネにされなきゃいけないんだよ、と思う。
— 💪🏾💪🏿🌹珈音(怒りのケロル・ダンヴァース)🌸🔥🐻🔥🌸 (@gohstofcain) April 7, 2020
真剣に苦しんでいることを茶化されているようで「ムカつく」と言った声があるようです。
まとめ:生理ちゃんは嫌いやウザいも女性の声。
生理ちゃんの漫画は女性から見て「嫌い」や「ウザい」という声もありますが、それは症状が重かったりする人からするとなかなか共感できないから内容が原因ですね。
コメディ漫画として楽しめたらすごく面白いですが、身体の症状は人それぞれなので合う合わないもあって当然かもしれません。
映画化されたということで、実写版ではどのようなストーリーになっているのか注目してみましょう。