リゼロのアニメ2期でエキドナの茶会に7大魔女がとうとう姿を表しましたね。
その中で一番幼く見えるのが傲慢の魔女テュフォンです。
今回は傲慢の魔女テュフォンの過去と死因、能力や強さについて解説していきます。
目次
リゼロ/テュフォンの過去と死因は?
ここからは傲慢の魔女テュフォンの過去について解説していきます。
傲慢の魔女テュフォンは見た目からすると小学生か中学生くらいの年齢に見えますね。
やっぱりテュフォンちゃんは天使だった…!もっと前面に出て活躍してくれてもいいんですよ?#rezero #リゼロ pic.twitter.com/1xsL10YqIa
— 鳴神 (@seimei7777) September 30, 2020
7大魔女の中では一番幼く見え、緑色の髪が特徴的です。
そんな幼くて可愛らしいテュフォンが400年前に災厄と言われていたなんて考えられません。
どうしてテュフォンが災厄の魔女と言われているのでしょうか?
テュフォンの過去は処刑人
元々テュフォンは父親の影響で「処刑人」でした。
テュフォンの父親は死刑執行を取り決める立場の「執行人」です。
その父親は死刑執行の現場によく立ち会い、罪人の断末魔や血が飛び散るような凄惨な光景を見てきました。
テュフォンの父親はこの仕事に誇りを持っていて迷いはありません。
これも必要な仕事だから良いとしていましたが、問題なのが幼きテュフォンにその現場を見せていた事です。
これは父親の仕事に対する思いと、世の条理を教えてあげたいという親心からきた行為だったようです。
しかし幼いテュフォンにはこの光景を何度も目にしたことで、命の尊さを学ぶことが出来なくなってしまいます。
その結果、相手の痛みが分からなかなり物事の判断がシロかクロの判断のみの人物になっていきました。
ある日、テュフォンが父親のカップを割ってしまう事があり、テュフォンは正直に父親に話しました。
しかし父親は笑顔で許してくれた事でテュフォンは人の罪を裁くには罪人の内面にこそ本当の判断基準があると気づきます。
テュフォンの死因
テュフォンの死因は「大水に沈められて溺死」です。
手を下したのはおそらくサテラですが、詳細については明らかになっていません。
この事は「死者の書」に書かれていたので間違いありません。この死者の書には「死んだ者の記憶を追体験」できるといった本でリゼロの原作6章に出てきます。
――女、一人の女がいた。
女、と呼ぶことを躊躇するほど、まだ幼い女だ。
痩せた体に粗末な服、日に焼けた褐色の肌に緑の髪。
童女と呼ばれるような年代の女は、しかし尽きぬ悩みに心を支配されていた。
それは決して答えの出ない、女にとっては生まれながらの命題であった。
延々と頭を悩ませ続け、尽きることのない至上の命題。
それは世に存在する理、その白と黒――即ち、善と悪にあった。
正しきこと、誤った行い。
世に無数の選択肢があれど、全ての行いには両極いずれかの評価が下される。
まだ童女であった女には、その理に悩み続ける理由があった。必然があった。
女の世界を白と黒、善と悪、善因と悪因、二つに割ったのは女の父だ。
女の父は罪人の首を刎ね、咎に相応しい罰を下す行いを生業としていた。
罪を犯した罪人に、罪に相応しい罰を、人生の最期を与えることが父の生業。
そう呼ばれる父の所業を、処刑場の在り方を、女は幼い日より目にしてきた。
おぞましき残酷な行い、落命する咎人の断末魔、血と死に支配された処刑場。
引用元:小説家になろう
この一文を見て分かる通り、俯瞰した感じでテュフォンの過去を追体験していることが分かります。
父親が処刑人だったり、テュフォンの幼少時の事が詳しく説明されています。
リゼロ/テュフォンの遺骨の場所や権能・能力と強さについて
テュフォンはサテラに殺害されたと考えられますが、テュフォンの魔女の遺骨はどこにあるのでしょうか?
テュフォンの魔女の遺骨の場所
傲慢の魔女テュフォンの遺骨の場所はプリステラにあるとされています。
それをプリシラとアルや魔女教大罪司教のメンバーがテュフォンの魔女の遺骨を狙っていますが、その目的は謎のままです。
魔女教大罪司教のメンバーの中に「傲慢」の担当がいない事から、もしかしたら魔女因子と魔女の遺骨が何か関係があるのかもしれません。
テュフォンの権能・能力について
傲慢の魔女テュフォンの権能・能力について解説していきます。
テュフォンの権能は「裁きを下す」という能力で、人の中にある罪悪感を基準にして人に罰を下す能力です。
テュフォンに見極められた人の心の中に「罪の意識」があると、その人物の身体は砕けてしまいます!
テュフォンがアニメ2期に初登場した時もスバルの身体が砕けましたが、まるでガラスが割れる時のような砕け方です。
第34話 テュフォン、ミネルヴァ、ダフネ…次から次へとおっかない魔女が出てくる出てくる…💧w けれど、精神世界から戻ったスバルを待ち構えていたのは、彼女たちの”ヤバさ”を軽く超越する”嫉妬の魔女”。屋敷までの道のりが、果てしなく遠い……(震#rezero #リゼロ pic.twitter.com/aN5DV7Pz6X
— 🚗かきてつ🚃 (@1103ginTC) September 9, 2020
生々しい砕け方をするよりかはまだマシなのかもしれませんが、異様な砕け方でした。
ほとんどの人は心の中に少なからず罪の意識が有りますので、テュフォンに裁かれた人は基本的に砕かれます。
権能が効かない相手
テュフォンの権能は「相手の中に罪の意識がある事」が大前提です。
そのため罪の意識を持たない存在、例えるなら野生動物やサイコパス的な存在に対してはその権能は効果がありません。
暴食の魔女ダフネが作り出した魔獣などは相性が悪いです。
そして自分たちが間違っていると微塵も感じない魔女や魔女教にもこの権能は効きません。
一番この権能でもって裁くべき存在には、この権能は通じないことになります。
その他の傲慢の権能
テュフォンの権能は相手に裁きを下す事のみではないです。
本当の悪人には効かない権能という事で、いざ戦いになった時はあまり効果がないように思えます。
しかしテュフォンが本気で暴れると、他の魔女たちでも手が付けられないような状況になってしまうみたいです。
7大魔女の中でも相当な強さを持っている怠惰の魔女セクメトが、テュフォンの母親のように彼女と接して暴走しないようにあやしているようですね。
その計り知れない権能の正体はまだ原作でも明かされていないようなので、今後どうなっていくのか気になるところです!
まとめ:傲慢の魔女テュフォンの権能・能力はみんなに反応する!
傲慢の魔女テュフォンの権能は罪の意識が少しでもあればそれに反応して砕かれてしまいます。
これは全世界のみんながこれに反応してしまう可能性は高いです。
そしてテュフォンが暴れ出したからセクメトしか止められないのはかなりヤバい魔女だという事が分かりました!
今後もテュフォンがアニメに登場する際はテュフォンの裁きに注目です。