「魔法科高校の劣等生」の主人公・司馬達也。
タイトルには劣等生と書かれていますが、作中ではチートすぎるほどの強さです。
魔法科のアニメはライトノベルを基に作られていますが、ライトノベルの全てが描かれてはいません。
そのためアニメを見ているだけでは分からない事が多くあります。
その中の一つが主人公の司馬達也の正体などです。
今回は魔法科の司馬達也の正体や能力・魔法などについて解説していきます!
目次
魔法科高校の劣等生/司馬達也の正体は?
4月24日は魔法科高校の劣等生の司馬達也の誕生日!
司馬達也を見て思ったことは最強主人公じゃね?だった
妹に好かれる兄になりてぇ(-人-;)#司馬達也生誕祭#4月24日は司馬達也の誕生日#祝ってくれる人RTかいいね #RTした人全員フォローする #いいねした人全員フォローする pic.twitter.com/9crTrkBc8N— サカモン (@at2lhMXYDu0R4XV) April 23, 2018
魔法科高校の劣等生のアニメを見て主人公の司馬達也はどんな人物なのか気になりますよね。
四葉家現当主の甥
司波達也は司波龍郎と四葉家直系の司波深夜の間に生まれた長男です。
司波深夜は現四葉家の当主・四葉真夜の双子の姉なので、達也は現四葉家の当主の甥ということになります。
四葉家は十師族の中で七草家とならぶ有力な一族ですが、秘密主義のため現当主の名前しか公表しておらず、物語の前半では深雪と四葉家との関係は伏せられており、達也の姓も「四葉」ではなく「司波」と名乗っています。
筆者もこれを解説しようとしているときに、「司波」と「四葉」で頭が混乱してしまいました(汗)
そして達也のことを調べようとしても正体がバレないように、データの閲覧も制限がかけられています。
達也は6歳の時に実母の深夜に「人工魔法演算領域」を植え付ける精神改造手術を受けさせられたため、深雪に対する愛情以外の感情を全て失っています。
これらのことから達也は四葉家に対して忠誠心はほとんどなく、いずれは家系から離れていくことを考えています。
しかし四葉家当主の真夜は達也を次期当主で深雪の婚約者に達也を指名し、なんとか達也を四葉家を継がせようとしています。
その後で言えば達也と深雪は婚約まではしたものの結婚にまでは至っていません。
トーラス・シルバーのエンジニア
魔法科高校の劣等生を観てると…さすおにのトーラスシルバーの銃口見る度に駄菓子屋さんの円盤鉄砲思い出すオッサンです pic.twitter.com/wRdxM9ZHTE
— や~もと (@Ya_moto11) October 14, 2020
司波達也は魔法工学のエンジニアとして非凡な才能を持っています。
FLT社CAD開発第三課の研究主任・牛山欣治とともに「トーラス・シルバー」名義で画期的な製品を世に送り出しています。
達也は精神改造の副作用で直観像記憶と似た記憶力を持ち、高校生離れした知識量をもっています。
同様に、洗脳技術の応用で記憶領域に起動式をイメージ記憶として刻みつける四葉家の秘匿技術の一つ、「フラッシュ・キャスト」を人工魔法演算領域の特性を生かして発展させ、魔法式をイメージ記憶として蓄え高速化を図っています。
そんな達也はFLT社では「ミスターシルバー」と呼ばれ、牛山は「ミスタートーラス」で、二人合わせてトーラスシルバーです。
ただし達也が「トーラス・シルバー」で製品開発している事実は友人たちには伏せられています。
九校戦の最中に中条あずさも「達也がトーラスシルバーではないのか?」と考えていましてが、真実は明かされることはありませんでした。
達也の秘密/国防陸軍・戦略級魔法師・大黒竜也特尉
司波達也が国防陸軍第101旅団・独立魔装大隊所属の隊員「大黒竜也」であることは、アニメ1期24話「横浜騒乱編Ⅵ」ですでに明らかになっています。
そして達也が「大黒竜也」になった経緯はアニメでは描かれていませんが、「魔法科高校の劣等生追憶編」に描かれています。
中学生の達也と深雪が沖縄旅行に行った時、大亜連合による沖縄侵攻が勃発し、侵攻軍と内通していた国防軍の叛逆者によって深雪を傷つけられたことから、達也は「分解」と「再成」を駆使し、侵攻してきた大亜連合軍をほぼ殲滅して報復。
司馬達也は大亜連合からは「マヘーシュヴァラ」または「沖縄の悪魔」と呼ばれ恐れられています。
日本においては五輪澪が国家公認戦略級魔法師として公にされていますが、達也の場合は公にされていないので非公開戦略級魔法師です。
司馬達也の能力や魔法と強さについて
司波達也は入学してすぐに2年の服部を模擬戦で倒したり、ブランシュ日本支部のリーダー司一を倒したりと凄いですよね。
また九校戦のモノリス・コードに怪我をした選手の代わりに出場し、一条将輝と吉祥寺真紅郎がいる第三校を倒して優勝するなど、登場人物の中ではぶっちぎりの強さを見せています!
ここでは司波達也の能力や魔法と強さについて解説していきます。
司波達也の能力:分解と再成
司馬達也は生まれつき「分解」と「再成(再構築)」の二つの能力を持っています。
この二つの能力に生来の魔法演算領域を完全に占有されているので、通常の魔法は使えませんが、現代魔法としては最高難度とされる「分解」と「再成」を持っていることで、かなりチート級の力を発揮します!
分解の能力
達也が生まれつき持っている「分解」は、物体でも情報でも全て構成要素の最小単位までバラバラにする能力です!
相手が持つ銃も部品ごとにバラバラに分解したり、相手が撃った弾丸も音も立てず消し去ります。
さらに分解から派生した魔法では
- 雲散霧消(ミスト・ディスパージョン):物質を元素レベルの分子に分解する魔法
- マテリアル・バースト(質量爆散):質量をエネルギーに分解する究極の分解魔法
- 自己修復術式:達也が大きなダメージを追ったり、死亡したとき自動的に発動して、元の状態に戻す魔法
上記のような3つがあります。
ミストディスパージョンは横浜騒乱戦で大型トラックを微塵と化しました。
マテリアルバーストは大亜連合の数十隻の戦隊をたった一撃で壊滅するほどの破壊力です。
そしてチートすぎる能力といえば自己修復術式で、この能力を使えばどんな大きな負傷を負っても自動的かつ一瞬で元どおりに戻り、仮に自分が死んでも再び生き返る事が出来ます!
もう簡単に言ってしまえば、司波達也は不死身ということですね(苦笑)
再生(再構築)の能力
この再生・再構築の能力はアニメの横浜騒乱編で登場するスキルで達也の固有魔法のひとつです。
外的要因で損傷を受けてしまった対象のサイオンに付属する情報(エイドス)を読み取り、対象の履歴を最大24時間先までを全てコピーし、その情報を投影する事であらゆる存在を元どおりに戻すことのできる最高レベルの魔法です。
ただ死者を蘇らせることは出来ませんが、命がある状態であれば体の一部がなくなっていたとしても完全に復活する事が出来ます。
相手からすれば、一度倒したと思っていた人物が達也の「再生」の能力によって傷もない状態で復活してくるので気が動転してしまいます。
忍術使い
「魔法科高校の劣等生」というタイトルだけありどうしても魔法に注目がいきますよね。
しかし司波達也は体術も相当に腕が立ち、徒手空拳での戦いでも強さが目立ちます!
そして四葉家では過酷な戦闘訓練を受けたり、元陸軍の軍人からの格闘技の指導も受けています。
また妹の深雪と共に忍術使いの九重八雲に弟子入りして、武術の修行もしてきました。
魔法科高校の劣等生より
九重八雲 (忍) cv 置鮎良太郎
京都寺町三条のホームズより
円生 (忍) cv 遊佐浩二 pic.twitter.com/LpX2zush5q
— スナフキン@HURTLOCKER (@kotaro_19661207) October 31, 2019
第一高校入学直後に服部と模擬戦をしていましたが、目にも留まらぬ速さで相手の背後に回り込み、見事服部を倒しました。
これも九重八雲の元で忍術を修行してきたからこそ出来ることで、生まれ持った能力のみならずこれだけの強さを持った魔法師です。
司波達也の強さにリミッターがかけられる
司波達也の強さがハンパない事は分かりましたが、それ以外にも面白いエピソードがあります。
それはあまりの強さゆえに普段から達也の能力にリミッターがかけられている事です。
あまりにも強い達也は四葉家にとっても脅威で、達也が戦略級魔法師である事を周囲に悟られるのは不都合だという事です。
そのため四葉家の意向で、必要な時以外はそのリミッターを解除してはいけないように設定されています。
そのリミッターを解除する方法は深雪が達也の額にキスする事!
深雪がキスしてリミッターを解除するシーンはアニメ1期の24話に出てきますが、キスした瞬間に強烈な光と風が吹いてきて、周りの人たちも驚いていました。
ただアニメではなぜキスをするとリミッター解除になるのか説明がないので、意味が分かりにくいかもしれません。
達也に関してはもう何でもありの主人公のように見えますので、細かいことは気にせず楽しんでいきましょう。
まとめ:司波達也の能力はチートで秘密も凄い!
魔法科高校の劣等生の主人公・司波達也は生まれつき「分解」と「再成」の能力を持つチートすぎる強さの持ち主です!
そしてその能力が凄すぎて普段はリミッターがかけられています。
司波達也が国防陸軍第101旅団・独立魔装大隊所属の隊員「大黒竜也」であることは公にはなっていません。
今後、魔法科高校の劣等生でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみですね!