ハウルの動く城といえば宮崎駿監督の作品の中でのすごく人気のある映画ですよね!
実は原作ではハウルの動く城でハウルやソフィーの結末が衝撃的だという事が噂になっています。
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今回はハウルの動く城の結末や、映画との内容の違い、あらすじなどを簡潔にご紹介していきたいと思います。
ハウルの動く城の原作の結末は?続編もあるとか…
ハウルの動く城は日本を代表するアニメの巨匠・宮崎駿監督が製作した人気アニメですが、この映画は今から14年も前の2004年11月20日に初めて公開されていますよね!
このハウルの動く城は原作が存在するのですが、その原作とは違った内容が宮崎駿監督の手でたくさん盛り込まれています。
その原作となったのがイギリスの作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんが書いた「魔法使いハウルと火の悪魔」ですね。
このハウルの動く城の原作となった「魔法使いハウルと火の悪魔」には続編に「アブダラと空飛ぶ絨毯」と「チャーメインと魔法の家」という作品もあるという事です。
続編の「アブダラと空飛ぶ絨毯」ではハウルとソフィーはあまり登場しておらず、題名でもあるようにアブラダという主人公がメインになっています。
いわゆるアラジンと魔法のランプのアラジンとジャスミンのようなカップルがメインという事ですね。
「チャーメインと魔法の家」はチャ―メインがあくまで主人公で、そのチャ―メインの成長する姿を描いた作品になっています。
この作品もハウルはほとんど登場してこないのですが、「アブダラと空飛ぶ絨毯」ではハウルが27歳になって登場しています。
そしてハウルはソフィーと幸せに暮らしているという事です。
ハウルの動く城の映画の内容ネタバレ!
ハウルの動く城の映画は原作とは少し内容に違いがあります。
それは宮崎駿監督が原作と違った内容にしたのは、「ハウルの動く城」のテーマを「戦火の恋」として作ったからだとと言われています。
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ハウルの動く城は帽子屋を継ぐ少女「ソフィー」と美しい女性の血を求めている「ハウル」の出会いから初まります。
ソフィーは「長女は何をやってもうまくいかない」と思い込み、継母を手伝って帽子屋を営んでいました。
帽子屋を営んでいたある日「荒地の魔女」から呪いをかけられ、老婆になってしまいます。
この姿では帽子屋にいてはいけないと思ったソフィーは家を出て、ハウルの暮らしている動く城の掃除婦として押しかけ、住み込みで働くようになりました。
ソフィーは、ハウルとハウルの弟子・マイケルに手を焼きながらもハウルと契約し、城を動かしている火の悪魔カルシファーと密かに取引して呪いを解くため奮闘する物語になっています。
ハウルの動く城の原作と映画のあらすじの違いは?
ハウルの動く城は実は細田守監督が構成していく予定だったという事がわかっています。
細田守監督は宮崎駿監督がいるスタジオジブリに自分の書いた作品を持っていきましたが、その作品を見た宮崎駿監督は「君はここに居てはいけない。個人でも十分に活躍できる人だ!」と細田守監督の使用を却下。
細田守監督は原作とほとんど変わらない内容でハウルの動く城を構成していたと言われています。
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ところが宮崎駿監督が描いたハウルの動く城は原作とは内容に少し違いがあります。
原作ではソフィーは一度老婆になってしまうとそこから若返る事がないのですが、映画では老婆になったのは自分の思い込みのせいだと気づいてなんども若返ったり老婆になったりしています。
映画では荒地の魔女と一緒に暮らしていましたが、原作では荒地の魔女と仲良くなることはなく、終始ハウルと戦い続けます。
そしてサリマンですが原作ではハウルの同期で男性の設定になっていますが、映画では女性として登場していますね。
ハウルの動く城は戦争に巻き込まれないように動く設定になっていますが、原作ではハウルの城は動くことはありません。
そして原作では戦争の描写がなく、映画だけの設定になっています。
宮崎駿監督の作品には今までにも戦争や争いの場面がいくつか描かれている事が多いですよね。
これは戦争に対して宮崎駿監督のメッセージだと言われています。
そしてハウルの動く城は魔法使いの少女の物語ではなく、映画を観る人が自分に起きた出来事、物事を変えるのは、周囲のせいでも能力のせいでもなく、自分自身がどう意志を持つことができるかが大事だというメッセージが込められた作品になっています。
宮崎駿監督の作品には今世界で起きている問題に対して、ものすごく深いメッセージを込めた作品がたくさんあります。
これからもスタジオジブリの作品がどんなものが出てくるのか楽しみですね!