鬼滅の刃に登場する鬼はもともと人間です。
そんな鬼になった理由には壮絶な悲しい過去がつきものですが、猗窩座(あかざ)もその一人です。
今回は鬼滅の刃で上弦の参の鬼・猗窩座(あかざ)の過去が泣ける話や、恋雪への想いがかわいそうという事で色々解説していきたいと思います。
目次
鬼滅の刃 猗窩座(あかざ)の過去が泣ける!
鬼滅の刃に登場する鬼・猗窩座(あかざ )は、あの鬼舞辻無惨が選別した直属の精鋭集団十二鬼月の上弦の参を預かる鬼です。
猗窩座(あかざ )は無惨から直々に特別な任務を与えられているので、行動範囲が広く、自分のテリトリーにはこもっていません。
さらに人間にも擬態できるので、無惨の潜んでいるところも知っている事で他の鬼とは格別の存在です。
鬼は不老不死なので過去にたくさんの人間を喰い、無限の修練を重ねているため戦闘力はありえないほど高いです。
猗窩座(あかざ)100年以上上弦の座についているので、鬼殺隊の最高位でもある柱を何人も葬って来ています。
今では上弦の参の鬼となった猗窩座(あかざ)ですが、過去の話が凄く泣けると話題になっています。
猗窩座(あかざ)の過去
猗窩座(あかざ)が人間だった頃、名前は「狛治」で、病気の父親と暮らしていました。
寝たきりの父親と幼い子供の暮らしはやはり貧しく、狛治は父親の薬の代金のためスリを繰り返していました。
しかし捕まれば厳罰をうけ、そのたびに腕に罪人としての入れ墨を入れられていました。
厳罰で入れ墨を入れられるということは、時代で考えていくと江戸時代中期から後期ということが考えられますね。
ですので猗窩座(あかざ)がが鬼になったのは江戸時代中期から後期に書けてだと推測されます!
もしかしたら黒死牟の次に古い鬼なのかもしれませんね!
その入れ墨の6本目が刻まれた日に、狛治の父親は首を吊って自殺をしてしまうのです。
狛治の父の遺言にこんな言葉を残していました。
「真っ当に生きろ!まだやり直せる。俺は人様から金品を奪ってまで生き続けたくはない!迷惑をかけて申し訳なかった…」
その遺言は、父の病気が治せるなら自分は死んでも構わないと頑張ってきた狛治にとってはとても残酷なものでした。
鬼滅の刃 猗窩座(あかざ)の恋雪への想いがかわいそうだし悲しい
狛治は父が亡くなった後、江戸に行きあてもなくケンカばかりしていました。
鬼滅の刃、最新話読んだけど、あかざ、こんなのって。。
泣ける。。(´;ω;`)✨ pic.twitter.com/ADjBtBIeOj— KO-Zi(コージ)☪️STARiA🍓👼 (@o_kozi) April 27, 2019
そんな時、子供一人で大人6人を倒した狛治は慶蔵と出会います。
慶蔵から自分の道場に来ないかと誘われた狛治はそのまま道場に入門し、慶蔵の娘の身体が弱いことや、妻が看病疲れで入水自殺を図ったことを話し、娘の看病をして欲しいとお願いします。
そこで慶蔵の娘・恋雪と出会います。
寝たきりで咳をする恋雪をみて、狛治は病弱だった父親を思い出します。
狛治は恋雪の看病と慶蔵から武術を学びながら、少しづつ荒んだ心も穏やかになってきました。
恋雪と結婚
恋雪の身体もだいぶ良くなった頃、狛治は慶蔵から道場を継いでほしいと告げられました。
狛治は父親の言葉を思い出し、まだやり直せるかもしれないと思うと同時に、慶蔵と恋雪のことを命懸けで守りたいと思います。
恋雪と約束の花火
狛治は初めて恋雪と会った時の約束のため、一緒に花火を見に行きます。
病弱だった恋雪が元気になったら二人で一緒に花火を見にいく約束をしていたのです。
そして恋雪からまさかの逆プロポーズ!
猗窩座の過去(人間だった頃)狛治は初めて恋雪と会った時の約束のため、一緒に花火を見に行くエピソード泣ける。 pic.twitter.com/xfS7OZ58ev
— SATORU (@SATORU4976) January 3, 2020
真っ赤になってプロポーズする恋雪に、狛治は手を握り泣きながら答えました。
「俺は誰よりも強くなり、一生あなたを守ります!」
しかしようやく掴んだ幸せもあまり長く続きませんでした。
狛治が祝言をあげるということで父親の墓参り行った帰り、家の前に人だかりできていました。
隣の剣術道場のものが、慶蔵が侍でもないのに道場や土地を手に入れたこと妬み、井戸に毒を入れたのです。
この道場と土地は慶蔵が山賊から襲われた老人を助けた事で、その老人から土地と道場を受け継いだに過ぎません。
そしてその井戸の水を飲んでしまった慶蔵と恋雪は毒殺されてしまうのです。
WJ感想 鬼滅の刃 まさかのアカザさんに悲しい過去が・・炭治郎にやられてやってくる辛いフラッシュバック 病気の父を助けようとして悪さにあけくれた人間の頃、罪人として江戸を追われ流れ着いた先で出会った病床の少女・恋雪(こゆき)との甘酸っぱい恋!間違いなく悲恋で終わる気配!やめてくれー;
— hal (@hal_ympm) April 15, 2019
狛治が墓参りから帰った時には二人とも亡くなっていました。
狛治は、また自分がいないときに自分の大切な人が危機に見舞われるときにいつもそこにいない、また大切な人を失ってしまいました。
とんでもない災難に巡り合う狛治がかわいそうでし悲しいです(泣)
せっかくここまで心を入れ替えやり直してきたのに…。
その後、狛治は二人の遺体をみてすぐさま隣の道場に殴り込みにいき、素手で皆殺しにしてしまいます。
返り血を浴びたまま狛治は橋の上で鬼舞辻無惨に出会います。
無惨の攻撃を受けて、狛治は瞬殺され、十二体強い鬼を作ろうと思っている無惨は、大量の血を狛治に注ぎ込みます。
もうすべてがどうもいいと思ってしまった狛治は鬼になり、猗窩座として生きていくことを決めたのです!
まとめ:鬼滅の刃の猗窩座(あかざ)の過去がかわいそうで泣ける!
鬼滅の刃に出てくる鬼にも色々な過去があり、凄く悲しい過去を持った人間が鬼になってしまうことが沢山あってかわいそうです。
上弦の参の鬼・猗窩座(あかざ)の過去もかなり悲しい人生で、結婚した恋雪が毒殺されてしまったのは泣けてきます。
猗窩座(あかざ)の技の名前にも恋雪との思い出・花火から名付けた技もありますので、なんだか感慨深いですよね(泣)
>>チェックポイント
今後も鬼滅の刃で登場する鬼たちの過去のストーリーにも注目です。