ソマリと森の神様は人間と異形が一緒に旅をしていく物語です。
旅をする事によりソマリのお父さんに対しての愛情や、感情を持たないゴーレムが人間の気持ちに気づく感動作です。
今回はソマリと森の神様でゴーレムの寿命や正体は何なのか?ソマリと旅する理由についてまとめてみました。
目次
ソマリと森の神様でゴーレムの寿命や正体は?
ソマリと森の神様に登場するゴーレムの役割は森の守り人、番人です。
森を歩き木々を観察し、他の植物への浸食を防ぐために衰えた草木を取り除いています。
また森は生物がいるからこそ成立するため、草食動物や肉食動物を見守ることもします。
ソマリと森の神様泣ける〜〜
ゴーレム優しすぎる( ; ; )— waka (@wa_o3_) February 27, 2020
そしてゴーレムは森の守護者なので動物と意思疎通もできます!
ソマリと旅の途中、ツノウサギと遭遇した時もツノウサギから町や集落の場所を聞くことができました。
ゴーレムの寿命
ゴーレムの寿命は1000年で、森の番をする期間が決められています。
ゴーレムは今までに998年と253日生きてきて、寿命までの期間はあと1年と112日です。
これ以上長く生きられるのか、また寿命が短くなることはあるのかはわかりません。
ゴーレムの正体
ゴーレムとは種族の総称で固有名詞ではありません。
固有名詞を持つゴーレムもいるようですが、ソマリと旅をするゴーレムには名前はないようです。
硬い皮で覆われ手もゴツゴツしています。
体は人間よりもひと回り大きく異形と呼ぶにはふさわしい容姿で、動物のように目が二つではなく、顔の真ん中に縦の筋が入っているところから見ている感じです。
こんヨッシー(*≧∀≦)ゞ
今、外出して来ましたが、風はないのだけれど日が差さないせいか大気が冷たい。
皆様も寒暖差に注意をして風邪を引かないように!
コロナも気を付けてね(*^^*)ソマリと森の神様観ています。
ゴーレムとソマリのやり取りが癒されますね。 pic.twitter.com/yYCXVyBr3A— ヨッシー❄️️☃️❄️️ (@yoshihide0876) February 26, 2020
話す言葉も機械的かつ合理的。
感情に乏しく喜怒哀楽の感情、特に喜びや悲しみの感情を表に出すことはありません。
植物みたいなゴーレム
ゴーレムは食事を摂ることはありません。
水、酸素、日光があれば生きることができる異形です。
その事からゴーレムはまるで植物のようです。
ゴーレムは動物の生態の他に植物の生態も持ち合わせているかもしれません。
ゴーレムの特集能力
ゴーレムは動物と意思疎通ができる以外に特殊な能力みたいなものを持っている気がします。
まず一つは万物の抗生物質を目で見て判断できる能力です。
とある宝石屋で宝石を見て、その宝石の成分・抗生物質を言い当て、八割が偽物だと言い当ててしまいます。
他の動物には決して持ち合わせていない能力ですね。
二つ目は敵の来襲を察知する能力です。
シズノやヤシバラと宿にいた時、人狩りがきたことを察知します。
到着するまでの時間も正確に当てていました。
視覚、聴覚、嗅覚など優れているためと考えられるので応用が効く能力といえますね!
ソマリの父親のようなゴーレム
感情がなく心がないようにも見えるゴーレムですが、ソマリと旅をすることで少しづつ感情を抱くようになっていきます。
足を怪我したソマリが目に涙を溜めている姿を見て「思考回路が乱れた!私はソマリにもうあんな顔をして欲しくないと思った」と言います。
『ソマリと森の神様』第2話「くさびらと鬼の住処」
旅の途中で怪我をしたソマリは、森の中で小鬼の薬師シズノに出会う。シズノの助手・ヤバシラと共に家に招かれ、手当てを受けるソマリ。ゴーレムは薬作りを教えてほしいとシズノに頼む。
#ソマリと森の神様 #somali_anime pic.twitter.com/fDuPCtdHB0
— 地竜術士 (@runburse) January 16, 2020
それを聞いていた小鬼のシズノは「君は心が痛かったんだね」と言います。
このシーンからゴーレムに感情が芽生えてきていることがわかります!
ソマリも初めてゴーレムにあった時、ゴーレムの事を「お父さん」と言っていたので、もしかしたらゴーレムもソマリの父親の代わりに守ってあげないといけないと、ソマリの父親のような愛情を持ち始めたと思います!
結局のところゴーレムの正体というのははっきりとした事は未だにわかりません(汗)
ただソマリの笑顔をずっと見たいと思っていることだけは確かですね!
物語が進むにつれてソマリの出自とともにゴーレムの正体も明らかになるものと思われます。
ゴーレムがソマリと旅する理由が切ない
ゴーレムがソマリと一緒に旅をする理由はソマリを人間に返すためです。
ソマリが両親のもとに帰ることができればそれが一番幸せだと思うからです!
しかしゴーレムは両親でなくてもソマリのことを守り育ててくれる存在なら、両親でなくても構わないと考えているようです。
ゴーレムは小鬼のシズノと鬼のヤシバラに「私が壊れる時がきたらソマリのことを頼みたい」と話しています。
ゴーレムは自分の寿命が間も無く尽きることを知っています。
もし自分がいなくなったら、まだ小さいソマリは生きていくことができません。
ソマリの今後を考えてゴーレムは旅に出たのです。
ただこれはゴーレムにとっては大きな決断だったのです。
ゴーレムは森の守護者なので、もし森の管理者がいなくなれば森は衰えてしまいます。
それでもゴーレムは森を捨てる覚悟を決めたのは、ソマリの父親としての自覚をもちはじめたからかもしれません。
これだけソマリのことを思うゴーレムは本当に父親のようで凄く頼もしくて優しいですが、やはり自分の寿命のことも考えると、ソマリには本当の両親に返していくのがお互いのためかもしれませんね。
それにしてもゴーレムのソマリに対しての愛情が芽生えてきてるのに、別れてしまうかもしれないのは凄く切ないです(泣)
まとめ:ソマリと森の神様のゴーレムはソマリの父親的存在!
ソマリと一緒に旅してる異形のゴーレムは少しづつですがソマリの気持ちに気づきながら、父親としての自覚を持ち始めていますね!
人間と異形が一緒に旅をするということもかなり稀なケースで、街の住人達もみんな驚いていました。
ソマリと旅する理由も人間(両親)を探す目的ですが果たして探し出すことはできるのか?
今後もソマリと森の神様から目が離せません!