「塔の上のラプンツェル」はコロナ王国の王女・ラプンツェルが毒親で悪役のゴーテルに誘拐されるシーンから始まります。
誘拐されたラプンツェルはゴーテルの事を疑うこともなく、18年間一緒に高い塔で過ごしていました。
このままずっとゴーテルに騙され続けて生きていくと思っていましたが、あることがキッカケでラプンツェル自身が王女だった事を思い出します。
今回はラプンツェルがゴーテルに騙されていたことになぜ気づいたのかについて解説していきます。
目次
ラプンツェルはゴーテルが毒親だとなぜ気づいた?
ラプンツェルはある事がキッカケで自分がゴーテルの本当の娘ではない事を悟ります。
信じていた母親・ゴーテルが実は毒親だと分かり、ラプンツェルはゴーテルに詰め寄ります!
ゴーテルの毒親っぷり
ゴーテルの毒親っぷりは至るシーンで見受けられますね!
ゴーテルはいつまでも自分の若さを保ちたいためだけに、魔法の花の力を持っているラプンツェルを誘拐し自分の娘のように育ててきました。
しかし、それも私利私欲のためでゴーテルはラプンツェルに対し「お母様はあなたの味方よ」と歌いながら愛情表現を示すシーンは、一見微笑ましくも見えますが、やたらとラプンツェルの髪の毛を触ったり撫でたりと独占欲が強く見られますね。
このような形で親から育てられると自己肯定感が下げられる事があるようです(汗)
ゴーテルの都合のいいようにラプンツェルは管理されていて、このような負の環境に置かれていれば、いつもゴーテルのご機嫌を伺いながら生活しているラプンツェルの心は常に情緒不安定な印象です。
さらにゴーテルはラプンツェルに「世間知らずなお嬢様なのでひとりは生きていけない」と自尊心を傷つけています。
「外は怖いところなのよ」と恐怖をあおり、「あなたを愛しているから言ってるのよ」と愛情表現をし、なだめすかして何とか塔につなぎとめようとします。
これは完全にゴーテルが毒親認定されてもおかしくありませんね(苦笑)
ラプンツェルは過去の記憶が戻り思い出した
ラプンツェルが外の世界に飛び出した時、いろいろな刺激を受けました。
目覚め🥱もう自粛暇すぎてラプンツェル状態🤦♀️外の世界を見にいきたいのぉ〜! pic.twitter.com/56nK2cbA8x
— ぬれおかき◉ (@hiranoooooo_) April 23, 2020
今まで見たこともなかった風景や、国民たちを見て様々なものに触れていましたね。
しかし1度外に出る事ができたのですが、ゴーテルの悪知恵によって怖い思いをしたので、再び塔に帰ることになったのです。
塔に帰り自分の部屋の絵画に目をやると外の世界で受けた刺激がキッカケで、忘れていた過去の記憶をドンドン思い出し、記憶を取り戻すことが出来たのです!
「2人の人物がまだ幼い自分に優しく目を向けていた」
「ユージーンが国から盗んだティアラを鏡の前で被った時、直感的に懐かしさや安堵感が溢れた」
こんな感じで、今までの過去の記憶がドンドン繋がっていったのです!
ラプンツェルは塔の中に閉じ込められるべき存在ではなく、さらにゴーテルが悪者だと気づいたのです。
ラプンツェルは街に行った時、何から刺激を受けたのでしょう!
ラプンツェルと太陽のマークの意味について
ラプンツェルは自分が王女ではないか?と思い出したのは、外の世界で見た「太陽のマーク」です!
コロナ王国の至る所にあるこの太陽のマークは、王国を代表するマークでもあります。
パティグラのミッキーのネックレス、ラプンツェルの太陽の花のマークにすっごく似てる…というかほぼ一緒に見える😳😂🙌 pic.twitter.com/ynvPVPZ5Bs
— あやっちょ❥😸🎀☠️🍎 (@TheQueen_ayaka) March 24, 2019
では、ラプンツェルはこの太陽のマークからどのような記憶が蘇ってきたのでしょうか?
コロナ王国で見た太陽のマークが塔の絵画にも!
コロナ王国の紋章は「太陽」がシンボルとなっています。
外の世界に出た際、ラプンツェルはユージーンと一緒に様々な体験をします。
その中には自分が生まれ育ったお城も含まれていました!
そのお城には国のシンボルでもある「太陽のマーク」が至る所に描かれていたのをラプンツェルは見てました。
その後、塔に戻ると自分の部屋にある絵画にお城で見た「太陽のマーク」がなぜか描かれていたのです。
行ったこともない外の世界に伝わるシンボルがなぜ部屋の絵画にあったのでしょうか?
その絵画は実は全てラプンツェルが描いた絵だったのです!
ラプンツェルの記憶が覚えていた
部屋に描かれている見覚えのある太陽のマークは、少し前に王国でみたシンボルでした。
そしてそれを描いていたのはラプンツェル本人です。
外の世界に一切出れず、塔の中でいろいろな趣味を考え過ごしていた日々に無意識のうちに太陽のマークを書いていたのです。
ラプンツェルの記憶の奥にまだ太陽のマークは残っていたのです!
ラプンツェルは外の世界でみた太陽のマークや、風景、国民たちを思い出し、徐々に忘れかけてた記憶が蘇ろうとしていることに気づきます!
私は王女?太陽のマークから毒親ゴーテルに騙されてた事に気付く
ラプンツェルは部屋にあった太陽のマークを見ていると、ドンドン過去に起きた出来事が一つ一つ蘇ります。
短編だった思い出が繋がっていき、ラプンツェルは全てを思い出すことに成功!
そしてラプンツェルは「私は消えたプリンス」と呟きます!
外の世界で知った「消えたプリンス」と、塔の中にある絵画の「太陽のマーク」など、話が一致したのです。
ユージーンが盗んだティアラを鏡の前で被った時のあの懐かしさは、王女だったラプンツェルにしか感じることが出来ない過去の思い出だったのです!
太陽のマークの意味
ラプンツェルの舞台になっているのはコロナ王国です。
このコロナというのは本来太陽にあるガスの意味のようです。
コロナ(corona)は太陽の外層大気の最も外側にある、100万度を超える希薄なガスの層である。
引用元:Wiki
「塔の上のラプンツェル」の作中に出てくる魔法の花は別名は「太陽の花」とも言われています。
太陽がギュッと振り絞った一滴の「太陽のしずく」から誕生したのが太陽の花です。
太陽の花には治癒効果があり、ラプンツェルの母親の不治の病を治療するために使用され、その後に生まれたラプンツェルにその効果が受け継げられています。
これこそがラプンツェルの持つ「魔法の髪」の根源だったのです。
ラプンツェルの祖国・コロナ王国にもこの言葉が使われていて、そのシンボルも太陽のマークですね。
外の世界に飛び出し城下町の人たちとみんなで踊っていたりと、ラプンツェルは周囲の人たちに「太陽のように元気に明るく照らす能力」があります!
ラプンツェルがまさに太陽のような明るい女性で王国のみんなを照らしているのです!
まとめ:ラプンツェルがゴーテルが毒親と気づいたのは太陽のマーク!
ラプンツェルは18歳までゴーテルの事を本当の母親だと信じてましたが、ユージーンのおかげで外の世界にでたり、真実に気づけて良かったですね!
塔の部屋に太陽のマークの絵画があったのも、自身が気づかないうちに描いていたとはすごい記憶力です!
ラプンツェルとユージーンのハッピーエンドの展開が楽しみです!